100回目の告白



「………大丈夫だ」


唇を離したあと、俊輔はもういちどあたしを抱き締めて、ささやいた。


「……お前のそばに…ずっといるよ…」


暖かい俊輔の腕の中はとても安心して、眠気が戻ってくる。


俊輔はあたしを抱き上げてベッドにおろした。


俊輔のぬくもりを感じながら、あたしはもういちど眠りにおちた―








< 67 / 196 >

この作品をシェア

pagetop