月のお姫様
光の森


金曜日の午後
今日は珍しく半日で
珍しく部活がなくて
ルンルンしながらいつもの通学路を歩いていた



僕は菊地咲ノ介
成績、容姿ともに中の中だ


決して本心は言わないけれど、友達は多い方


これといった特技がない僕は平凡な毎日をおくっていた

そんな時見たんだまばゆく光る物体を


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