兄と私と弟と。
「零音、」
そっとお兄ちゃんの長い指が
私の唇に触れる。
「顔、赤いよ?」
「そ、んな事‥」
「零音の唇、‥綺麗」
「‥っ、」
どうしよ‥
足がガクガクする‥
「熱、あったりする?」
そして兄は‥
「っっ‥//////」
おでことおでこを
くっつけた。
目をぎゅっとつむる
息も
できないよ‥
静かな視聴覚室に
私の心臓の音が
響いてるような
それくらい
ドキドキが止まらない。
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