Summer memory

「…じゃあね、ちせさん。話せて楽しかった。また、会いに来てもいいかな?」
スクっと立ち上がって
また握手を求める手。
だから、昼と同じように、その手をつかみ立ち上がる

「い、いいとも。」

「ははは。じゃあね、バイバイ。」

するりと手を離して
帰っていく駛君。


私はその背中を見つめていた



とても、不思議な人だ
私にとっては、真逆の人間だから


また、いろいろ話せるといいな


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