【完】恋する気持ち
「あ、愛莉と仲いい先輩じゃん♪」
「ホントだぁ。あれ?女の人と一緒にいない?」
「へ?ホントだ!」
先輩しか視界に入っていなかった。

「な、なんかヤバそうな雰囲気じゃね?」
「う、うん…。愛莉!早く行くよ!」
「え?どうして?先輩に挨拶していこうよ♪」
2人のさりげない優しさに気付かないあたしは、先輩の元へ駆け寄った。

「「愛莉、待て!」」

もう!
どうして先輩のことを拒否るの??
不思議に思うあたしだった…。

…2人の言葉を素直に聞くべきだった。


「せーんぱ……」


なに?

この光景は…。

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