【完】恋する気持ち
あたしはわけもわからず走り出した。

「「愛莉ッ!!」」

2人の呼ぶ声は、あたしの耳には届かなかった…。

ただ、さっき見ていた光景が…


頭から離れない…。


辛い…

辛い…

苦しい…

苦しい…


こんなの…イヤだ…。



その時…


誰かがあたしの腕を掴んだ。


『愛莉ちゃん!!!』

「せんぱッ……」

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