愛して。【完】





渡された服は、レースワンピ。


丈が短くて、パンツが見えそう。


そんなことを思いながらも、カーテンを開ける。


さっきと同じような感じになって、「次」という蓮の声で服をまた渡され、カーテンを閉められた。





そのやり取りがしばらく続き…


蓮の奴、何枚買う気だろうか。


そろそろ、疲れてきた…


たくさん服を着れるのは嬉しいけど、きつい。


しかも、全部買うとか言わないよねぇ?




はぁ、と溜息を吐きながらも、この服を渡されるときに「ラストな」と蓮が言っていたので、服を着る。


渡された服は、白ゆるニットと、白フリルのミニスカート。


てか、思ったんだけど…


最初のサロペ以外、全部スカートだった気がする。


しかも、全部ミニの。


蓮はスカートが好きなのだろうか。


はぁ、と溜息を付きながらもカーテンを開ける。


あたしの姿を見たお姉さんが、「どうですか?」と蓮に問うけど、蓮の視線はあたしに向いている。


そのまま「全部買う」と答えた蓮に、お姉さんは満足そうに頷くと、「着て行かれますか?」と蓮に聞いた。


蓮が勿論、と言う様に頷くと、お姉さんはではサンダル等もとってきますね~と言って、離れて行った。






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