続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~

それから一時間ほど車に揺られ、半分ウトウトしかけた私にあれ以来初めて悠斗が口を開いた。


「ほら、着いたぞ」


……ん?

うっすら目を開けて身体を起こすと、目の前に屋敷の門が見える。

結婚式の前日に一度だけ来た、澤乃井の実家。

いつ見てもすごい迫力だわ…。

私達の到着をどこかで見張っているかのように開いた門を抜けて車は走り出した。

ふと後ろを見ると二台の車が私達の後を追って付いて来ている。

大学からずっと付いて来ていたのかな。

…パレードじゃないんだから。
ほんと、息がつまりそう。

この常に監視されている様な生活に私は段々、息苦しさを感じ始めていた。





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