続・俺様婚約者~甘い甘い新婚生活!?~
「…離れて…」
ポツリと百合子が小さな声で何か言う。
よく聞こえない。
「…え?百合子?」
俺が聞き返すと彼女は突然、すごい勢いで俺の隣の由起子を突き飛ばした。
……!!!
俺は驚いて声も出ない。
百合子の小さな身体からは怒りのオーラがたぎる様に出ている。
彼女は足元に倒れた由起子を冷ややかに見下ろした。
………こんな百合子を見るのは
……初めてだ。
いつも俺の周りの女の影に怯え、俺の愛を確認して安心する。
それが彼女の愛し方だと思っていた。