桃色パンチ

すると由里は教室に帰っていった。

大和先輩と私は影に入った。
すると………。

ｷﾞｭｯ

私は大和先輩に抱きつかれた。

｢ちょっと。先輩!!
やめてください!!恥ずい!!｣

すると先輩の手には
力が入り私の耳元で話す。

｢やっと。付き合えたんだよ!
離すわけないじゃん!!
あと、先輩じゃなくて
大和わかったぁ？｣

はぁ…。
だから付き合うの嫌だったんだよ………。

｢はぃ!わかりました……。｣

｢じゃあ、呼んよ!!
敬語禁止だょ｣

ダル……。

｢はやく言って!｣

｢やまと……。｣

｢それでよし!
こっちむいて麗奈!!｣

｢嫌ｯ……｣

絶対見たくない。
絶対なにかされる｡
だって先輩手はやいもん｡

｢なんで？早く｣

｢……………。｣

ﾊｧ…。

先輩はため息をついた。
どうしよぉ
怒ったのかなぁ
先輩短気だし………。

すると先輩が私の顔に
手で持って顔をあげようとする。私は顔をもっと下にした…。

｢いい加減、顔あげろよ!!
麗奈 俺をなめんじゃねぇよ!!
ささっあげろ!!｣

私は先輩のどすのきいた声に
体がﾋﾞｸｯとなり
顔をあげた………。