Bloody chocolate ー甘美な初恋ー
「ほら、俺達が向こうから持ってきたボトルあるじゃん?
でもやっぱ市販で売ってるような
ボトルの血じゃ微妙でさぁ……」
やっぱり……
まあ私も思ってたけど。
「やっぱ保存しといてあるのは苦手だわ。
鮮度がいいのじゃなくちゃ。」
そうゆう訳だから。
最後に付け足して私に近づく。
そして私の肩に手を置いて顔を近づけて
良いよな?
と聞いてきた。
私はそれに頷いた。