Bloody chocolate ー甘美な初恋ー

クリスマス




しっかり閉めたはずの

カーテンの隙間から漏れ出た

太陽の光がちょうど目のあたりを

覆っていたらしく


眩しくて目を覚ました。


背中に感じるぬくもり。

起き上がろうとしてもお腹のあたりに

回された腕にしっかりと固定され

動けなかった。


そういえば昨日イクトが来てたんだ、

と思い出す。


帰れって言ったのにそのまま

うまいこと私を丸め込み

(ご想像にお任せします。)

そのまま寝ちゃったんだ。


< 198 / 207 >

この作品をシェア

pagetop