Bloody chocolate ー甘美な初恋ー



何が、なんて聞かなくてもわかった。


鍵ならイクトがさっきかけてたし別に大丈夫だろう。


少しだけ、頬を赤くして頷いた。



見るとそこには薄く微笑んだイクトの顔があって。


その後直ぐに、


甘くて痺れるような感覚が

全身を駆け巡った。



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