初恋 -吹部員とサッカー部員の甘い恋-
『もしもーし
愛華ちゃーん?』

たぶん今俺、顔にやけまくってるだろうな。

『あ…あたしも!
あたしも龍司のことが好き…です。』

やっと言ってくれた。

もう自信あったけどさ
ちゃんと言われるとやっぱり嬉しい。

『なぁ愛華?俺と付き合って?
俺のものになれよ?』

『ん…///龍司大好き!!』

愛華が抱きついてきた。

やばい、めっちゃ幸せ。

『俺も大好き。』



夕日に照らされてオレンジ色になった教室で俺達の想いは実った。
外の運動部の声と
遠くからの吹奏楽部の音だけが響いている。



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