命〜失って気付くモノ〜
そして

「俺さ、今の彼女と付き合ってはいるけど、気付けばいつもお前と比べてる…」



『…あっそ…』


私は何て答えていいかわからなかった…。


そして少しの沈黙の後、


「そろそろ帰るわ!!」



そう言って帰って行った。




そしてその日から毎日のように電話がかかってくるようになり、そんな日が数日続いたある日の夜中…



私は気持ち良く寝ている所を携帯の着信音で起こされた…


『…ンッもしもし…?』


「美空?俺、彼女と別れたから、もう1回俺と付き合って!!」



『うん……。………っえ!?』

寝ぼけてて頭が回らん!!!

今、何て言われた!?



「やっぱり俺にはお前しか無理なんだ。だからもう1度俺の彼女になってください!!」


告白?!


少しずつ状況が把握出来てきた。


『彼女と別れたの?』


「別れた!!俺、まだ借金も残ってるし浮気したりしてて信用ないかもしれんけど1から頑張るから!!だから俺のそばにいてください!!」











『…はい。』
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