Twitter恋愛


。●

さよならの背中にかけた、ぼくの手。


涼子は、ふり返ってくれた。


そして、いいづらいことを晒してしまってからは、それこそとんとん拍子だった。


メールのやりとりをくり返し、ほどなく段階はまたひとつ先へ。


スカイプという、リアルタイムで、しかも、ふたりきりでチャットができるツールを使い、毎晩のように何時間も話し、関係を築いていった。

< 16 / 96 >

この作品をシェア

pagetop