Twitter恋愛


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その後、これまた事前に用意しておいたペアリングをわたし、それぞれの薬指にはめた。


こんなふうにして、おたがいの時間をやりくりしてようやく作った、


「1泊2日のスケジュール」


は、空気の読めない無神経な人の気持ちが乗り移った時計のように、無神経にカチカチと進んでいった。



夜が更けても話は尽きず、ぼくは声、涼子は文字で会話を交わした。


が、時間がすぎるにつれ、彼女の表情が沈んでいった。

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