Twitter恋愛


涼子は知ってか知らずか、ただじっとぼくの横を離れずについてきてくれていた。


「早く駅へ行こうよ」


なんて、文句をいうこともなく。


「ちょっと、コーヒー買おうか」


こくり。


とある自販機の前で、ぼくは立ち止まった。

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