Twitter恋愛


思い出したのだろう。


彼女の目から、ひとつ涙がノートにこぼれた。


文字が滲んだ。



『だから、メル友のアドレスを全部消去して、交流をやめたの。私はやっぱり障害を持ってるから、ふつうに接してもらえないんだって』



「涼子……」



『実際、不自由ばっかりで相手にも迷惑をかけてしまうから、仕方がないんだけど』

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