太陽に恋をした


亜希が拓真に対して怒りを露にした。


「でもね、不思議と涙は出なかったんだよね。ただ呆然となるばかりだった」


私は告白した時の心情を話すと、清香が口を開いた。


「でもさ、普通なら気付くよね。友達として好きなんて改めて言う人なんて居ないのに」


清香の言葉に、私も亜希も頷いた。


「それにしても、菜月も水くさいよね。どうして今まで黙ってたの?」


「それは、亜希に話したら泣いちゃうんじゃないかって思って……それに告白自体が無かったことにされたような感じだったから、何か言えなかったんだよね。振られた訳でもないから」


「何か拓真って恋愛に興味なさそうな感じだよね」


私は亜希の言葉に頷き、前に拓真が言ってた一言を思い出し、2人に教えることにした。


「そうかも。俺の恋人はバスケだって言ってたし、私のことは男友達みたいに思ってるとも言ってた」


「はぁ、男友達みたいか。菜月も散々だね」


清香の今の一言に、私は思わずため息をついた。

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