俺様王子と天然娘

俺は一瞬焦った。




まさか、あいつの彼氏が電話に出るとは…!!




でも、これって、チャンスじゃね??




「よーく聞いとけ、彼氏野郎」




「…あ゛??」




真愛の彼氏野郎が低いトーンでいかにもキレ出しそうな声を出した。




「俺がすぐにお前から真愛を奪ってやるからな…??覚悟しとけよ♪」




そう吐き捨て、俺は電話を切った。




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