俺様王子と天然娘

「あ、敦っ」




あたしはそう呼んだ。




谷…じゃなくて、敦は一瞬驚いた顔したが、すぐ笑顔になって…





「よく出来ました♪」




って言い、あたしの頭を撫でた。




トクン…




あぁ…
かず兄の言ってた通りだ




この人―――
敦が好きだ。







あたし、敦に`恋'をしていたんだ…

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