佐山君とバスケ
ついペースに乗せられてしまった。


明日から学校ってあの人授業受けてなかったのかな。


ヒキコモリは明日に備えて寝てしまったし、膝に置いていた氷水が全部水になったからカーテンをそって開けてでた。


あーびちょびちょだなこりゃ。


水を流していると誰かが走ってきた。


「梅ちゃん!」


「麻里ちゃん!勝った?」


「梅ちゃん…勝った…よ!」

私たちはキャーキャーと喜びあった。



嬉しかった。純粋に嬉しかった。

みんな、ありがとう。
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