きゅんキュンぱ二っク
こんなのが毎日...
もういい加減終わりたい。

私は、キラキラしている芸能人を見て心を打たれて
この芸能界を目指した。
何回も何回もオーディションを受けて
やっとの思いで受かったの。
貧しい私の家の為にも私が売れれば...
とか、たくさん考えた。
頑張って掴んだこのチャンスを私は手放したくない!

辛いことがあるたびに私はこう自分に言い聞かせている。

オーディションに合格して事務所に入ったものの...
仕事らしい仕事をしたことがない。

大きな仕事をもらって学校の奴らを
ギャフンと言わせてやりたい!

「はぁ...」

私は暗くなった道をゆっくり歩いて家に帰った。
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