バレンタイン -チョコより甘いキス-
ガチャッ

あたしは秋斗が女の人からもらったトリュフを鞄に入れたのを確認してからドアをあけた。


『あっ!夏美ぃ!!おはよう!』

『おはよ・・。』

『どーかした?』


秋斗はそういいながらあたしの頭に触れようとした。


『いやっ!』


秋斗の手があたしの頭に触れようとした時あたしは秋斗の手を振り払っていた。


『な、つみ?』

『ごめん・・。』


あたしはそういうと学校へ走り出した。

背後で秋斗が何度も何度もあたしのことを呼んでたけど・・無視してしまった。
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