続・狼彼氏×天然彼女
何すんのっ!?
これから飲もうと頑張ってたのにさ!
「口、開けろ」
「…は?」
急に変なこと言わないでよ!
意味分かんないから。
意識は朦朧としてるんだから、あんま考えることが出来ない。
「…飲めねぇなら、飲ましてやるから」
な、なに言っちゃってるの。
それぐらい自分で飲めるよ!
なんて心の中で思ってるだけで、口に出せるわけないのが現状。
とにかく、意識が朦朧としてるんだってば!
それなのに、どんどん下のあたしに近付くのは舜。
「ちょ…待っ」
「いいから口開けろ」
「だ、な…なんでっ」
「飲ませてやるっつってんだろ」
これは舜の優しさなのか、ただの意地悪なのか
今日のあたしには考えるヒマなんて無かった。
「…んっ…」
無理矢理、唇を重ねられ、優しく舌で口を開けられた。
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