甘くないコーヒー
明日見は、うつ伏せになり足をパタパタと動かしていた。

もし、人魚が存在するなら、こんな感じなんだろうな…と考えた。


明日見は、オレの顔を見上げると

「光ちゃんって、いつも私を見て何か考えてるよね。」


まるで、いたずらっ子のような目でオレを見た。

「光ちゃんは、私の事が相当好きなんだね。」


起き上がりながら言い

「仕事して来るよ。」


あくびをしながら出て行った。

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