そっと頭に触れて撫でてみると、その竜は飛び回って喜んだ。
竜の表情なんてわかんないけど、キラキラしたつぶらな瞳から、よっぽど喜んでるんだなと思った。


「可愛い……」

「ガゥガゥー!」


ボッと口から小さな火を出した。
それが丁度あたしの髪の端に当たって……


「ちょっと!!危ないでしょ!?ってか髪の毛チリチリになったんですけど…!!」


竜に向かって怒鳴ると、またしょんぼりする竜。



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