鬼に愛された女


「あぁ。しばらくは琥珀様には会えないのですね」


近江は袖で涙を拭う


「十五年だけよ。あっという間よ」


「そうですけど……」


納得のいかないと言った顔をする近江



< 353 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop