恋人 × 交換!? 【完】


そして、どれくらい時が経ったときだろうか。



歌ってないときに画面で流れる、にぎやかな情報番組とは真逆の重苦しい沈黙は、



「マジで調子が――」



という、奏の中途半端なつぶやきでようやく終わった。



ふと気になって目線を向けると、うずくまるような姿勢の彼が横目で見えた。



「……どうした、の?調子……悪いの?」



元カノと縁を切れたとはいえ、彼も神経をすり減らして疲れていたんだろうか。



それとも、私のみっともない涙がウザくて、調子を狂わせたとか。



「いや。なんでも……」

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