先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「うん…」

私は胸がドキドキしていた。



剣兄が好きだから…



昔も…今も…



「…剣人。その辺に適当に座れ」

「ああ」

「理人、お茶を淹(い)れてきて」

「わかった」

理兄は座椅子に座っている佳菜の代わりにお茶を入れ始めた。



…いつも佳菜はいいな~



だって、 理兄がいろいろやってくれるもんね。



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