先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「あっ、そうだ。剣兄こっちで教師を続けるんでしょ?」

と、美羽がお茶を飲みながら聞く。

「ん。もう、行く学校も決まってる」

「え?どこの学校!?」

「理人と同じとこの『東山高等学園』」

「「え~!!」」

それって、ウチの学校じゃん。

「それに…剣人は俺たち2-Aの副担になるんだ」

「「嘘~!?」」

私と美羽は理人の言葉にさらに驚く。

「もちろん、佳菜と理人のことは黙っておくからな。安心しろ」

「当たり前だ」

「うん、嬉しいよ。剣兄の授業の受けれるんだ」

「うん」

それから私たちはいろんな話をした。



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