先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「剣兄。部屋の荷物を一緒に片付けようか?」

「いいのか?」

「うん。今日、親帰って来るのが遅いから…」

「そうか。じゃあ、頼む」

「うん」

それから、美羽は部屋の片付けを手伝ってくれた。




「大体、片付いたな」

「うん」

俺と美羽はソファーに一緒に座った。

「ねぇ、なんで…こっちに帰って来たの?」

「え?」

一瞬、美羽の質問に驚く。

「こっちで教師の仕事したかったのもあるけど、本当は…お前に逢いたかったから…」

「え?」

今度は美羽が驚く。

そして…自分の思いを伝える。

「美羽…お前が好きなんだ。俺を”剣兄”じゃなく、”剣人”して…1人の"男"して見てくれ!!」

そう言って、美羽を抱き締めた。






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