先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「…マジで…?」

「…うん、マジで。妊娠3ヶ月だって…」

そして、俺は美羽を抱き締める。

「…剣人?」

「安心した…悪かったな。気づいてやれなくて」

「私こそ…黙っててごめんなさい」

「いいよ。それより…美羽の親父さんに殴られるな。俺…でも、お前のためにも子どものだめにもちゃんと挨拶しないとな。なぁ、美羽…俺と結婚してくれる?」

「もちろん♪喜んで♥」



笑顔でそう答えてくれた美羽にキスをした。



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