先生とあたしの子育て〜愛する家族〜


「では、また後で病室に来てください」

「…はい。お願いします…」

そう言うと、佳菜は病室へ連れて行かれた。

「よっ…よかった…ひ…くっ…」

「美羽!大丈夫か?」

美羽は床に座り込んでしまった。

「うん。ちょと、腰が抜けたみたい…」

「ちょっと、座ろう…」

俺は美羽に肩をかして、椅子に座らせた。






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