叶わない『大好き』
最低なあたしと優しいあなた


あの人の気持ちなんか、
はっきりとは分からないまま‥
月日は過ぎ、11月。

「もうテストまで、後少ししかないね〜‥」

「ホント‥最悪だわ。」

受験生には大切な、
テストが近づいていた。

「保健ヤバいわー(泣)」

「私もだよー‥」

真実ちゃんと2人で呟いてみても、
テストの日は近づいていて‥

気づいたら、
テストは前々日に迫っていた。

「ふー‥」

勉強を終え、お風呂に入って
そろそろ寝ようかなー
なんて思っていると‥

ブーッブーッ

わっ‥!!携帯が鳴った。
もうこんな時間なのに‥

お母さんをチラ見するけど、
気づいてないみたい。


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