ボーイ★☆ガール

「はい。そうです。
あの学園は私のお父様
が学園長であり、学園
の土地主でもあります」

「そうですのよ。
はづきは世界七財閥の
茂里咲家の三人娘の内
の一人なのですわ」

「って事は…、超が
つくほどの金持ち
じゃんか!」

「まぁ、それ程でも
ありませんけどね
うふふふ」

「やなやつ…」

えっーちょっと
御堵ちゃん!それは
言わない方が……

「私の紹介はこれで
以上かしら?」

あぁ…よかったー
聞こえてなくて。
今のが聞こえてたら
今頃御堵ちゃんが大変
なことに……。

か、考えないようにしよ。
「そうですわね。
これであなた方の
紹介は終わりました。
最後は、桃ちゃん。
あなたですのよ」

そう言って日奈未が
背中を軽く押す。

「…あ、えと。
華唖依第三中学校二年
の翁透 桃夏です
よ、よろしくお願い
致します!」

あ、ヤバ。
緊張感 し過ぎて声が
裏返った…しかも
顔引きつってる……。

と、そう思った瞬間。
一斉に笑い声が聞こえた。

「アハハ、何やその
表情!!!」

「ハハッ、サイコー
傑作だよその顔に
裏返り声!」

「ほんと何、今の?」

「先輩、それウケ
狙いですか?」

「桃ちゃんっ!
おもしろすぎよ」

「え、いや…あの。
みんな……?」

なんでだろ…
さっきの緊張感が今は
まったくない。

「桃夏!
気に入ったよ
これからよろしくな」

「う、うん!」

「それじゃ、桃ちゃん
のためだけのプロ
ジェクト活動を
始めましょう!」

「えっ?ぷ、
ぷろじぇくと?
まって。そんな話
聞いてないよ」

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