彼氏は俺様ナルシスト




耳を思い切り塞いで廊下を見る。



その女子達の列の間を平然と歩いてくる顔は格好いい男の子。



まぁ、大体予想はついてたけど…。




でも、あんなに騒ぐ事!?



「普通に格好いいよねー」


塞いでいる耳から微かに聞こえた、美来の声。



「美来までぇ??」



「え?」



「確かに格好いいけどただのイケメンじゃん!」




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