闇氷花



「ゲホッッ…!」

何か違う感覚がして口にあてていた
手を見るとそこには真っ赤な血。


「……何これ。」

思わず固まるがすぐに頭に過った事…。

―…もう長くない。

あたしは多分20才までも生きられない。

体には限界がきているのが
よくわかる…。





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