消えた一億
「しかし、私には……」


「自信をお持ち下さい、王子。


あなたの才能は国王陛下からも一目置いておられれます。


ですから、王子なら、必ず解決できます」


「そうか……。


じゃあ、現時点でわかっていることの詳細を教えてくれ」


「そうおっしゃられると思いまして、書類を用意しています。


明日には、王子の目に入れられることでしょう」
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