恋愛年齢。


――ぐぅぅぅ〜…



途端に鳴り出すお腹。


英二君がいなくて良かった…けど、お腹減ったな…もうお昼?


最近、食欲があまりなかったから…こんな感覚が久しぶりに思えた。



――ガチャ…



「蘭子ちゃん、起きれる?お昼作ったから、食べて帰って。」



ドアが開いて、英二君が顔を覗かせると、益々美味しそうな匂いが増した。


「大丈夫、ちゃんと低カロリーに作ってあるから。」



「え…すごい!英二君って、料理得意なの!?」



「得意って程ではないけど…簡単なもの限定で料理はしてるよ。」



< 71 / 200 >

この作品をシェア

pagetop