神様、お願い~Eternal Love~



「誠?」
「ありがとね」
「は?何が」
「何だろうね」


『?』という誠を横目に見て『アハハ』と声を出して笑った。


「そうだ。誠にも鳥海君、紹介するね。今日のお昼一緒に屋上行こ?」
「は?お前の邪魔したくないから、いいよ」
「邪魔じゃないよ。最近、誠とお昼食べてないから…ね?」
「じゃあ行こうかな。鳥海と仲良くなったら可愛い女の子、紹介してもらえそうだしな」
「そこ?」
「俺だって恋したいしな」

『学生らしく青春を謳歌しようぜ!』と叫んでいる誠に苦笑しながら教室へ向かった。



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