不完全な完全犯罪・霊感探偵瑞穂誕生
「叔父さん。その時の容疑者が怪しいと思っているんでしょう?」


「当たり前だ。アイツ以外考えられねぇ」




アイツとは、ある殺人事件の共犯者とされた人物だった。

叔父さんが補導した元暴走族だった。

仕事の世話。
結婚の見届け人。
若い叔父さんは出来る限りの力を尽くした。

だから……
共犯者として名前が出た時も、意義を申し立てた。




犯行時間直後。
現場近くの道で、携帯電話を掛けている人が目撃された。

丁度その頃。
叔父さんに電話があった。

そのアイツから……


叔父さんはアリバイを主張した。

でも認められず、アイツは服役した。
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