イケメン悪魔に恋をした

本当の正体



「小春ちゃん♪」
今日もまた、悠は私に話しかけてくる。

もちろん、昨日の事でモヤモヤしてる私が返事をするわけもなく…。

黙々と教科書を机の中に入れていた。
その時…

「ね、俺と付き合ってくんない?」
突然、悠は私にこう言ってきた。

『え…無理だよ……。』
「なんで?」
『そ、れは………』
「あぁ…。高梨?」
『なんで知って…』

私、教えたんだっけ?

「本人から聞いた♪」
『………』
「んで、了承貰ったよ?」

え………?

『そんなはずないじゃん…』
ダメだ!
動揺したりしちゃ…。

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