泣きながら微笑んで

体育祭が終わり
まちにまった、修学旅行!!

行き先は東京!

「彩莉ー原宿だよー☆」

「楽しみだね!!何買おうかなー♪」

私と親友の北原愛実[きたはらまなみ]はバスの中でウキウキだ

「お前ら浮かれすぎっ」

ドキッ

まただ……。
あの時の体育祭から
私の胸がおかしくなっていた。

俊を見たり…俊が近くにいたり…俊の存在に…
とてもドキドキする。


「彩莉ー?」

「……え??あっごめん!」

「お前ウキウキすぎて寝れなかったのかよー」

「はあ?!そんな事ないー」
「まあ楽しもうぜ!」

「なあなあ!北原」

俊の親友、安藤秀[あんどうしゅう]が愛実に話かける。

「なあに?」

二人はいい感じに
話していた
コソッ
「なあなあ」

ドキッ

「なっ何」

「ここだけの話し…秀は北原が好きなんだよ」

「えっまじか!」

「俺…秀に幸せになってほしいんだわ、だから協力頼むな!」

「うん!」

この時から私と俊の
キューピッド作戦が
始まった。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop