again
~あなたと再び歩みを進めるために~
竜は私の頬を優しく撫でた。
「ふっ…顔真っ赤だぞ。」
『だっ…、だってこういう事するの初めてだから…。』
「俺だって初めてだよ。」
竜は手で私の唇をなぞった。
そして、キスをした。
『ん…りゅう…。』
「あかり。」
私達はお互いに求めあい、キスは激しくなっていった。
『ンッ…ふっ…。』
「…はっ…。」
唇を離すと、私達の唇には銀色の糸が光っていた。
『…竜。』
「あかり、そろそろ脱がしていいか?」
『…うん。でも、電気消して…。』
「消したら何も見えねぇじゃん。」
『恥ずかしいから消して…、お願い……。』
私がこう言うと竜は電気を消してくれた。
そして、竜は私のパジャマのボタンをゆっくり外していった。
時間かけて、竜は私が身に纏っていた衣類を全て脱がした。