不良くんと鈍感ちゃん
幼なじみ


「ん‥」

また、あの夢を見た‥


小さいときの、約束‥


あいつは、まだ覚えてんのかな?


そう思いながら起きる‥


「ふぁー‥」

「飛都〜!!いつまで寝てんのよ!!もう遅刻よ?」

「‥いつものことだろ」

「まったく‥」


それから、ダラダラと着替えて、学校へ向かう。



学校に着く頃は、もはや遅刻‥


「桜庭‥また遅刻か?」

「‥あぁ」

「あぁ‥じゃねぇっつーの!!」

「‥うっせぇな〜!!気楽に生きようぜ?気楽に」

「お前は気楽すぎだ!!」

「そんな怒ってっと、将来ハゲんぞ?せんせ!!」


これもいつもの光景‥


俺はいわゆる、不良ってやつだ!!


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