砂時計
「私が悪いんだ! 私がいっつも泣くから」



そんな事、分かってたよ。



「私が……生きてるから、いけないんだ!!」


「海は……海は悪くないっ!」


そう言ってくれた。



レオ君は私を抱きしめながらそう言ってくれた。





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