砂時計
「わっ分かった……」




戸惑いながらもお母さんは、ドアを静かに開けて病室を出る。




「砂……時計……あともう少しでなくなる」



ふと横を見ると、誕生日プレゼントにお母さんから貰った、砂時計が飾られている。


砂時計の砂が、あとほんの少し残っている。




信じたい。





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