悲しいぐらい青い空
小林「石森!おまえな
何度言えばわかるようになる?」
ゆう「決して先生の教え方がじゃなくて
多分、うちには才能がないんだと…」
小林「ゆう…
お前ってやつは…」
ゆう「えっ?」
小林「もういい、お前はとりあえず
このプリントを今週中に提出だ」
ゆう「まじ~?」
小林「まじだ!」
ゆう「冗談は顔だけに」
小林「冗談でもなんでもない
さっさと帰ってやれ」
ゆう「はーい」

私は重い足で
職員室を出ようとすると
一人の男の子が入ってきた

?「赤点…っダサ」
あからさまにうちに言っていた
ゆう「何だよ、お前!」
?「えっ?あっごめん
本音がつい出ちゃった…」
ゆう「もう、めんどくさい」
職員室を出ようとすると
?「あのさ、
女の子だったら言葉遣い
治さなきゃ可愛くないよ?」

振りかえると
いたずら成功のような顔…
その笑顔が眩しくて

ドッキ…
ゆう「うるさい!」
?「本当可愛くない…」

私はあわてて職員室を飛び出した
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